長野県作業療法士会学術誌 原稿執筆要領

(* 種別ごとの原稿の字数・図表・締め切り等は表1を参照ください)

1. 投稿論文

1)表紙:冒頭に種目(総説,研究と実践)を明記し,表題,著者名(5名まで.職種が作業療法士以外の場合,職種を表記すること),所属,キーワード3~5個(日本作業療法士協会ホームページに掲載されている最新のキーワード集より選択することが原則ですが,キーワード集にない用語を選択する場合は,同義語・類義語集に含まれていないことを確認後に( )を付けて記載).

2)要旨:「研究と実践」には要旨をつけてください(400字程度).
要旨は「目的」「対象」「方法」「結果」「考察」について簡潔に記載してください.

3)本文:原稿本文の文字数は8,000字程度とします(表題,施設名,執筆者氏名,文献,キーワード,図表は本文に含めない).

4)図・表:あわせて8個以内とします.図・表は本文に出てくる順に,それぞれ一連の番号を付けてください.グラフィック表現および写真は図に含めます.図の番号および表題は図の下に,表の場合は表の上につけてください.図・表の転載は投稿前に著者の責任で転載許可をとっておいてください.スライド図・表は投稿用に作成し直してください.出版物やインターネット上にある図や写真を利用するのは著作権違反となりますのでご注意ください.
図表はMS-Excel形式で作成してください(Power Point形式での提出は不可).写真を使用する場合は,デジタル画像データ(JPEG形式)で,図として作成してください.なお,図・表・写真はモノクロで作成したものに限ります.また,対象者の写真を用いる場合は,個人が特定されない配慮を必ずおこなってください.

2. 報告論文

1)冒頭に表題,著者名(5名まで,職種が作業療法士以外の場合,職種を表記すること),所属,キーワード(5個以内,キーワードの記載方法は投稿論文に準じる)を記載してください.

2)本文:文字数2,800字程度とします(表題,施設名,執筆者氏名,キーワード,図表は本文に含めない).

3)図・表:あわせて3~5個程度とします(図・表の作成に関しては,投稿論文に準じる).

3. その他

巻頭言:目安として原稿本文の文字数800字~1,200字程度とします.
(表題,所属,執筆者氏名は本文に含めない)
その他の原稿(依頼原稿 等):学術誌編集委員会にお問い合わせください.

4. 体裁

1)投稿論文,報告論文の本文は原則的に以下の構成に従って記載してください.

本文と文献はMS-Wordで作成し,A4サイズ横書き40字×40行(印刷の向きは縦)に書式設定し,行頭に行番号をつけフッターにページ番号を挿入して,文字サイズは10.5ポイント,書体はMS明朝としてください.本文は,原則として,目的,方法,結果,考察,結論が明らかになるように書いてください.症例報告などでは,「報告の目的」,「症例紹介」,「作業療法評価」,「介入の基本方針」,「作業療法実施計画」,「介入経過」,「結果」,「考察」など,以下の構成に準じた形での小見出しをつけて構成してください.

  1. はじめに(序論,緒言):研究に至った背景,研究の意義,先行研究との関連性および研究の目的などを記述する.
  2. 対象および方法:第三者が追試(再現)できるように研究の対象と介入方法,統計解析方法を記述する.倫理的配慮については,必ず記載してください.当該施設の倫理審査委員会からの承認,または,所属施設の施設長もしくは所属長からの承認の記載が必要となります.また,研究の対象者からの研究参加への同意の記載も必要となります.(投稿規定参照のこと)
  3. 結果:研究で得られた結果を端的,客観的に本文および図・表を用いて記述する.
  4. 考察:結果から客観的根拠をもって推察されることを研究の目的を踏まえて記述する.
  5. 結論(まとめ):研究の目的と成果を簡潔に総括し,研究で不十分だった点,将来の研究への助言などを記述する.
  6. 利益相反:COIについて記述すること.
  7. 文献:文献リストは引用文献のみとし,引用順に配列し通し番号をふる,本文中および要旨文中の引用箇所には上付き数字で文献番号を記載する.著者名は5名までを記載し,6名以上は“他”または,”et al.”とすることを原則とし,表記の形式は以下の例にならう.

〈書籍の場合〉著者名:書籍名.発行所,発行場所,発行年,引用頁.

1)中村隆一,斉藤 宏:基礎運動学 第3版,医歯薬出版,東京,1987,pp. 406-413.
2) Reid J: Computer and occupational therapy. In Creek J (ed), Occupational Therapy and Mental Health. Churchill Livingstone, New York, 1990, pp267-288.

〈雑誌の場合〉執筆者名:題名,雑誌名 巻:頁(始めの頁-終わりの頁),発行年.

1)岩間孝腸,原 英修:座位保持機能未獲得な重症心身障害児の姿勢と感覚遊び刺激に対する反応.作業療法11:358-365,1992
2) Witt A, Cermak S, Coster W: Body Part identification in 1- to 2-year-old children. Am J Occup Ther. 44: 147-153, 1990.

〈インターネットの場合〉Webページのタイトル,URL,(アクセスした日付)

1)日本作業療法士協会:学術誌「作業療法」論文投稿に関する倫理指針.
http:www.jaot.or.jp/publication/gakujutsushi_rinri.html,(参照2024-04-27)

  1. 引用・転載について:論文作成にあたっては,著作権についての配慮を行ってください.図・表の転載に際し,著作権者や出版社の許諾が必要な場合,その手続きは,投稿者が責任を持つこととします.

2)文章表現は以下の点に留意してください.

  1. ①現代かなづかいとし,文末形式は[だ・である調]とする.数字は算用数字,数量は国際単位系記号(例;m,mm,ml,kgなど)を用いる.
  2. ②句読点は「,」「.」(全角)を用いる.
  3. ③略語:略語を用いるときは初出時にフルスペルあるいは和訳を記載する.
  4. ④外国人の人名には原語を用い,活字体で明瞭に書く.
  5. ⑤特定の機器などを本文中に記載する場合は,一般名(会社名,商品名)と表記する.
    例)三次元動作解析装置(Oxford Metrix社製,VICON14Q)

3)図・表について

  1. ①文字サイズは8ポイント,書体はMSPゴシックとし,MS-Excelで作成してください.学術誌の 1 ページを図・表の最大サイズとし,最大で 横140mm×縦205mmで作成してください.長野県作業療法士会のホームページ(本要領と同じところにある)「図・表作成ガイド」を参照してください.
  2. ②図は白黒で鮮明なものを準備し,そのまま製版することを想定した大きさで作成してください.
  3. ③図・表はすべて番号とタイトルをつけ,必要があれば説明文も入れてください.番号・タイトル・説明文も図・表のサイズに含まれます.
  4. ④本文中に図・表の挿入場所を記載してください(例:…の結果を図1 に示す.または …の結果を示す(図1).など)
  5. ⑤引用・転載の図・表は,それぞれの出典を明記してください.
  6. ⑥必要がない限り,表に縦線は使用しないでください.

表1 字数・図・表・締め切り等の一覧

種別字数制限キーワード制限図・表制限著者制限締切
投稿論文8,000字程度3-5個8個以内5名以内学術大会開催後 2か月以内
報告論文2,800字程度3-5個5個以内5名以内学術大会開催後 1週間以内
巻頭言800字~1,200字学術大会開催後 2か月以内
その他の原稿学術誌編集委員会にお問い合わせください

下記のファイルをご利用ください。

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