長野県作業療法士会学術誌 投稿規定

(2024.3.1)

1. 長野県作業療法士会学術誌の内容について

本誌は,長野県作業療法士会会員の学術的な研鑚や発展,および臨床における取り組みの記録を目的として発行します.ただし,他誌に発表された論文,または投稿中の論文はお断りします.

1)投稿論文

作業療法の学術的発展に寄与する論文として「総説」「研究と実践」(以下,論文)の投稿を受け付けます.なお,長野県作業療法学術大会にて報告していない研究であっても,本投稿規定を満たす研究については,投稿していただけます.

2)長野県作業療法学術大会報告論文(以下,報告論文)

長野県作業療法学術大会(以下,学術大会)で発表された演題(口述発表,ポスター発表を含む)は,演題発表年に発行の本学術誌に報告論文として掲載されます.演題発表者は本学術誌掲載用の原稿を抄録用原稿とは別に,下記投稿規定の「2. 報告論文」の規定に従って作成し,学術誌編集委員会に提出してください.報告論文の位置づけとしては「短報」に相当します.

また報告論文としてではなく,投稿論文として掲載することも可能です.その場合,報告論文としては提出せず,下記投稿規定の「1. 投稿論文」の規定に従って論文を作成し,学術大会発表後2か月以内に学術誌編集委員会まで提出してください.

なお,発表者の都合や他機関紙への投稿等により,本学術誌に掲載を望まない方は,その旨を学術大会開催までに,学術誌編集委員会(下記問い合わせ先)までご連絡ください.

2. 倫理的事項について

著者は原則として,ヘルシンキ宣言,文部科学省・厚生労働省・経済産業省の「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」などの医学研究に関する指針に従い,細心の倫理的注意を払い,研究対象者の個人の尊厳および人権の尊重に努め,説明と同意などの倫理的な配慮に関する記述をおこなってください.原則,所属機関等の研究倫理審査を経ている必要がありますので,倫理審査を経ている場合は倫理審査を受けたことを記載してください.倫理審査のない施設は,第三者機関での倫理審査を行うことを推奨します.(一社)日本作業療法士協会の会員であれば,日本作業療法士協会の倫理審査委員会の利用も可能です(有料,日本作業療法士協会のホームページにてご確認ください).倫理審査を受けていない場合は,所属長あるいは施設長(病院長)が投稿を承認している必要があります.その旨,本文中に記載してください.著者が施設長にあたる場合は,本人が承認し投稿してください(記載例:「報告に際して,施設長(著者本人)が承認している」).学術誌編集員会で倫理的な問題がないか判断します.また,対象者が投稿に同意している旨は,本文中に記載してください.

利益相反(COI)のある場合は,本文の最後(文献の前)に明記してください.論文では,著者はその研究の公正・中立性に疑問を抱かせる可能性のあるすべての利害関係(企業等からの金銭的・個人的関係)を開示することが求められています.

3. 著者について

筆頭著者は原則として長野県作業療法士会(以下,本会)の会員に限ります.共著者は本会員でなくても構いません.なお,著者の数は5名までとし,それ以上にわたる場合は謝辞の対象に入れてください.

4. 投稿論文

1)論文の種目と長さ

論文の種目と長さの基準は以下のとおりです.

(1)総説
特定のテーマについて,過去の研究を概観し,論評を加え,将来的展望を加える目的で書かれるもの.論文の長さは,原稿本文の文字数8,000字程度,図・表あわせて8個以内とします.

(2)研究と実践
実験,調査,臨床経験などから得られた知見を含む結果の考察および記述を指し,症例報告,実践報告も含みます.なお,症例報告とは症例の治療および経過などについて論理的に示し,考察をおこなったもの.また実践報告とは,作業療法の研究・教育・臨床等の実践の中で,新たな工夫や介入,結果等について具体的かつ客観的に情報提示し,その内容が有益と判断されたものを示します.論文の長さは(1)に準じます.

2)投稿の手続きについて

(1)執筆形式の確認:後述の原稿執筆要領に沿っていることを確認してください.

(2)原稿の提出方法:長野県作業療法士会ホームページにある論文投稿のフォームに必要事項を入力して原稿を添付して送信してください.

(3)データファイル:原則として本文はMS-Word,図表はMS-Excel形式とします(Power Pointでの提出は不可).写真を使用する場合は,デジタル画像データ(JPEG形式)で,図として作成してください.なお,図表・写真はモノクロで作成したものに限ります.提出された原稿,記録媒体等はお返しできませんのでご了承ください.

(4)最新巻への掲載を希望する場合,
①当年学術大会での発表演題を投稿論文として提出する場合は,学術大会開催前までに下記問い合わせ先までご連絡ください.
②その他,論文の投稿を希望される方は,随時,下記問い合わせ先までご連絡ください.
※①,②いずれの場合も,投稿論文の提出は,当年度学術大会開催後2か月以内に上記手続きに沿って提出してください.

3)採否について

原稿の採否は,長野県作業療法士会学術誌編集委員会で決定します.場合により,加筆,修正をお願いすることがあります.また学術誌編集委員会において字句の訂正をすることがあります.原稿は返却いたしません.なお,投稿論文は,そのテーマについて経験の深い会員に査読を依頼し,著者・査読者間で相互に情報を交換しますので,ご了承ください.

4)別刷りの進呈について

各論文の筆頭著者に別刷り30部を進呈します.

5. 報告論文

1)報告論文の内容

長野県作業療法学術大会で発表された内容に則したものに限ります.
提出された原稿の内容が発表内容と著しく異なる場合や,学術研究論文として逸脱した内容の場合などは加筆,修正をお願いする事があります.また学術誌編集委員会の判断で学術誌掲載の採否をおこなう場合があります.

2)報告論文提出の手続きについて

(1)執筆形式の確認;後述の原稿執筆要領に沿っていることを確認してください.

(2)原稿の提出方法:長野県作業療法士会ホームページにある論文投稿のフォームに必要事項を入力して原稿を添付して送信してください.

(3)データファイル:原則として本文はMS-Word,図表はMS-Excel形式とします(Power Pointでの提出は不可).写真を使用する場合は,デジタル画像データ(JPEG形式)で,図として作成してください.なお,図表・写真はモノクロで作成したものに限ります.提出された原稿,記録媒体等はお返しできませんのでご了承ください.

問い合わせ先

〒390-8621 松本市旭3-1-1
信州大学医学部保健学科作業療法学専攻
務台 均
Tel: 0263-37-2405 (直通)
E-mail: gakujutushi.ot.nagano@gmail.com