春暖の候、長野県各地に就業された皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。また、この度の作業療法士国家試験に合格された皆様には心からお祝い申し上げます。
さて、当県士会は、1981年に会員24名で発足し、もうじき40年を迎えようとしています。会員数も約1300名という大きな職能団体となってきました。職能団体とは、専門職従事者らが、自己の専門性の維持・向上や専門職としての待遇や利益を保持・改善するための組織であり、活動を通じて会員同士の交流を図る場でもあります。
また、当県士会は一般社団法人でもあります。定款には、「作業療法の実践に基づく理念の啓発・普及事業を行うことにより、県民の保健、医療及び福祉の発展充実に寄与するとともに、作業療法士の資質を向上する」ということを定めています。
国家資格を行使して業務に当たるということは、それ相応の責任が生じます。私たちはその責任を果たすために、県内で活動する仲間とのネットワークを作り、自己研績や情報収集の場を企画運営しています。
信州は自然が豊かです。そして、それらを守り発展させてきた文化があります。私達も先人から受け継いで、きた「長野県の作業療法の文化」を守り発展させていくために、会員ひとりひとりの意識と行動が重要となってきます。
是非皆様にはご入会いただいて、県士会活動を通じ、作業療法士として発展・充実していきますよう、一緒にオールスターキャストで邁進していきましょう。
貴職・施設の益々のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げます。